『*復刻木版浮世絵 歌川広重『亀戸天神境内』額装済【お歳暮】』はセカイモンでkJ-be0843d424から出品され、170の入札を集めて01月03日 03時 54分に、8,960円で落札されました。即決価格は8,960円でした。決済方法はに対応。長崎県からの発送料は落札者が負担しました。PRオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。
170 入札履歴
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世界的浮世絵師、歌川広重。その『名所江戸百景』中の『亀戸天神境内』です。龍香堂と親交の有る版画研究室から買い取りました。広重の描いた自然な美を、手摺木版で忠実に復刻した作品です。
こちらは額に入れた状態なので、すぐに飾ることが出来ます。
※画像4は、作品の裏面と使用した版木です。版画用染料が裏写りしているのは、印刷ではないことの証しです。
歌川広重(Hiroshige Utagawa)江戸の下級武士・八代洲河岸火消屋敷の同心、安藤源右衛門の子として誕生、天保3年(1832年)秋、幕府の行列(御馬進献の使)に加わって上洛(京都まで東海道往復の旅)する機会を得たとされる。天保4年(1833年)には傑作といわれる『東海道五十三次絵』が生まれた。この作品は遠近法が用いられ、風や雨を感じさせる立体的な描写など、絵そのものの良さに加えて、当時の人々があこがれた外の世界を垣間見る手段としても、大変好評を博した。広重の作品は、ヨーロッパやアメリカでは、大胆な構図などとともに、青色、特に藍色の美しさで評価が高い。欧米では「ジャパンブルー」、あるいはフェルメール・ブルー(ラピスラズリ)になぞらえて「ヒロシゲブルー」とも呼ばれる。19世紀後半のフランスに発した印象派の画家たちや、アール・ヌーヴォーの芸術家たちに大きな影響をあたえたとされ、当時ジャポニスムの流行を生んだ要因のひとつともされている。
【作品解説】名所江戸百景『亀戸天神境内』(かめいどてんじんけいだい)
江戸郊外の観光地「亀戸天神」は、当時から学問の神様として信仰され、藤の名所でもあった。下半分に心字池の青、手前に下がる藤、その奥に描かれた太鼓橋はかなり印象的で絶妙な構図と言える。橋をくぐった後方に見える藤棚下の花見客からはざわめきさえ聞こえそうであり、太鼓橋をこわごわ渡る母子の姿ものどかで微笑ましく描かれている。
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